2011年11月21日月曜日

入社一年目の教科書 岩瀬大輔

入社1年目の教科書
入社1年目の教科書
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岩瀬 大輔
ダイヤモンド社
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入社1年目の教科書

誰もが足元の石につまずく時期に、今一度読み返したい一冊です。

本書は、ライフネット生命保険の副社長である岩瀬大輔氏が、社会人新人向けに書いた本です。

読んでみると、あぁ、やっぱりそういう考え方で良いんだ。って安心させてくれると同時に、そこまで深く、そしてプラスには考えられてない所もあったなと、振り返ることができました。

モチベーションを高める。

そして、今の自分にはどう当てはめるかを考え、よりよくしていくにはどうすべきか。

再考する機会には良い本だと思います。

内容の多くは当たり前かもしれません。理想論かもしれません。違うことを言う人もいます。原則として全てに当てはまる訳でもありません。

でも、案外ここに書かれている基本的な意識を日頃からちゃんとできている人は少ないのでは。できてない人達の仲間入りをしてはいけません。

そして、何よりすぐに読め、よく咀嚼もできるこの本。お勧めです。

以下は、個人的に気になった部分をメモしました。

・50点で構わないから早く出せ

仕事は単独ではなく、”総力戦”で戦うもの。より早くフィードバックをもらう機会を得て、自分の中で経験値を積む場を増やしていく。

・つまらない仕事はない。

自分なりの付加価値を見いだせるか。
見方をかえることによって、あなたが向き合う仕事はまったく違うものとして見えてくるはずです

・会議では新人でも必ず発言せよ

何らかの形で貢献するのが社会人のルール。新人なりの参加の仕方は必ずある。もちろんTPOをわきまえた言い方も重要。

・仕事は根回し

根回しというより事前準備。総力戦ですからね。

・小さい仕事を全て引き取った方が、勉強や経験になる。

自分で小さい仕事でもひと通り経験できる重要性。

・resourceful

検索の時代にも直接聞くという武器は鉄板

・自分の仕事を全体像とつなげる

この仕事はなぜ存在するかを本当に考えれてますか?
全社的な目的を自分の仕事に反映できてますか?

・ビジネスパーソンの勉強は、アウトプットにつなげるべき

インプットで終わる勉強は学生まで。
個人的には、ここがネック。

・脳に負荷をかけよ

インプットした内容は自分のビジネスにどうアウトプットにつなげるか。

・目上の人を尊敬せよ

人には悪いところもあるが、それと同じくらい良いところもある。そこから学べるところは多い。

・感動はためらわずに伝える

分かってくれてる、いう必要はないではチャンスを逃している。

・自分のペースを知る

自分の能力を最大限に発揮できるペースを知る。
最初からは難しい所も。。。
ただ、その姿勢は見習いたい。

・仕事には「勝負どころ」がある。

いつ来るか分からない15分のために準備をしろ。と似ているかもしれない。
全ての予定を変えてでも、やらないといけない時がある。その時に能力を発揮できるか否かは、日々の戦い方に依存すると思う。