コントラストを向上したE Ink Pearlを採用。
2010年発売のものです。
日本では直接販売はありませんでした。
主な仕様は、ウィキペディアを参照ください。
3年間ほど使っていませんが、E Inkなのでバッテリ切れの状態が表示されたままです。
以下分解の手順です。ゆるーく記録として残しておきます。
①バックカバーを外す。
爪で引っかかっているので、それを剥がします。
周囲と内部に爪があります。それらを取ると中味が見えます。
iPadと比べると、バッテリの大きさが小さく、電気基板の割合が全体の半分程度を占めています。
E-Inkのディスプレイなので消費電力も少なく、液晶タブレットと比較してもバッテリ容量の制限が少ないのかもしれませんね。
また、バックカバーには、UPMと書かれた近距離無線用のタグがついています。ググると色々情報が出てきますね。それぞれのKindleを識別するのに使われているのかな?
スピーカー用のメッシュも、バックカバーに両面テープで貼られています。忘れがちですが、MP3の再生機能があります。
②内部のネジをとり、各種コネクタを外すと、基板、バッテリなどが外れます。
そのままマグネシウム合金っぽい板も外れます。
電気基板を外しました。
裏側です。色々と気になる点ありますね。
バッテリです。
電気基板とバッテリを外した状態です。このマグネシウム合金っぽい板の反対側にE-Inkディスプレイが配置されています。
ネジは、緩みどめ機能のある特殊ねじのように見えます。一部に使われています。
マグネシウム合金っぽい板を外したところです。ここに、キーボドと左右に配置されるページ送り用のフレキが配置されています。また、写真上部についている樹脂は、両面テープで貼られています。
ちなみに外観に出るキーボードは、こんなフィルム状のもので実装されています。
マグネシウム合金っぽい板を外すとフロント側だけになります。
E-Inkディスプレイの裏側が見えますね。ガラス基板のE-Inkディスプレイのようで、プラスチック基板ではないんですね。あまり重さを気にしたことはありませんが、プラスチックベースのE-Inkになると、もっと軽くなりそうですね。
フロントカバーのページ送り用の左右のスイッチは、板金類が配置され、少し変わった構造になっています。
③最後に、E Inkのディスプレイを両面テープから外すとそれぞれ分解されます。
全体としてはかなり楽でした。
ディスプレイを剥がした状態です。
E-Inkディスプレイだけの状態です。きちんとこれでも表示はされています。
全体的な構造としては、かなりシンプルな構成でした。
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