ずっと、単なる資本主義に対する批判本だと思っていました。
バブルに浮かれ、本質を見誤った日本人に対して復習を誓った、ゴールデンイーグルと呼ばれたある一人の男の物語。
ストーリーの流れはありきたりかもしれないが、出てくる登場人物のそれぞれの生き方と、時代背景は学ぶべきところがある。
オリンパスの”飛ばし”が話題となり、バブルのツケがまだ消えてない今としても、彼らがどういったことを考え、”飛ばし”に走ったのかが見えてくる。
是非、今こそあらためて読んで欲しい一冊。
そう、バブルの狂気に酔った大人達が、自分たちの全うする仕事の本分を忘れ、輝きをなくす。
仕事の本質とは何か。
個人的には、そういったことも考えさせられた一冊。
また、エンジニア好きな方は、仕事の本質を考えるのに以下の一冊もお勧めです。
メーカーは何をもって商売をするのか。
当たり前の問題を深く考えさせられる、夢と本質を見極めた男の物語。
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