ビジャイ・ゴビンダラジャン クリス・トリンブル
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個人的メモ。
課題は、課題をいかに見つけ、定義するかだと思う
”リバースイノベーションは、発明からではなく、忘れることから始まる”
富裕国の成功体験は、多くの場合は富裕国の課題を解決したことから根ざしている。新興国の課題は、富裕国の場合は多くの場合は違う。それも、コストという面だけではない。(コスト対策は、富裕国でいう、グレードの低い技術を使えばよいうという意味でもない。)
このギャップをまず認識すること。
なので、グローカリゼーション(富裕国の成功体験の製品を、新興国向けにカスタマイズしたレベルの製品で、新興国に販売展開を行うこと)ではいけない。本書でいうリバースイノベーションが必要となる。
そのための第一歩が、新興国に向かうにはイノーベーションが必要だ。という認識をまずは持つことが最低条件となる。
インパクトのあるケーススタディ
GEヘルスケアの小型超音波診断装置「ヴィースキャン」が、リバースイノベーションのケーススタディのひとつとして出てくる。これは、グローカリゼーションではなく、新興国の課題に直に目をむける組織作を持てたからこその、成功体験である。
米ディアと印マヒンドラ・アンド・マヒンドラのトラクターのケーススタディも興味深い。
課題はどう見つければいいのか?
課題を見つけたらどう動けばいいのだろうか?
いくつかのケースにヒントは提示されているが、まだ少し考えてみたいところである。
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