4月となり、新生活を迎える方が多いと思います。得に社会人一年目を迎える方々は、期待に胸を膨らませているのではないでしょうか?
今回は、自分が振り返ってみて、あの時やっておいてよかったことがあるので、そちらを紹介致します。
☆1年後と3年後と5年後の自分について書く
俗にいう働き方本は多く出ていますが、シンプルで重要なことを忘れてしまいます。それは、自分の将来のありたい姿を書き残しておくことです。新生活を迎える方は、嫌でも自分の将来を色々と考えて選んだ道を歩もうとしています。そういった意味でも、生活を変える意味でも、非常に良いタイミングです。
自分の将来ありたい姿、やりたいことをEvernoteに書いておくことを強くオススメします。(Evernoteでなくても良いのですが、後々振り返ったり、まとめたりするのが楽です。)書くことは、仕事のことだけでなく、プライベートの事も含めて書いた方が良いでしょう。書き方は、ラフでも良いと思います。僕の場合は、これは達成したい!興味がある!というレベルで箇条書き+αで書いています。また、なるべく目標や達成したいことを書くときは、具体的数値や事柄などを目標に書いて、客観的に判断しやすいようにしています。
この作業は簡単ながら非常に重要なことです。
会社に入ると身近な先輩を自分と照らしあわせてしまいます。人間は無意識的に同調作用があるので、おのずと先輩の真似をしてしまいます。
また、初めてのことばかりで、不慣れな毎日と忙しさに忙殺され、当初の考えを忘れてしまいます。そういった日々を過ごしていると、だんたんベクトルがぶれていき、自分の目標や、そもそも何故この道を選んだかを忘れてしまうでしょう。そういった時に道標として、モチベーションの維持として役に立ちます。
(これらの目標は、ある意味フレキシブルで”も”良いと思います。目標や、やるべき事は正直日々変わっていくこともあるでしょうし、人生設計を見なおさないといけない時もあるでしょう。でも、書いた当時に何を考えていたか、何を志にしていたかをまず文章化することにもひとつの意味があると思っています。)
また、この方法が優れていることはそれだけではありません。
☆実際に1年後、3年後、5年後に見返す時が来る。
社会人1年目を今から迎える人には想像が難しいかもしれませんが、時は日々過ぎ去っていくものです。いつか自分が想像していた将来が来る時は、やってきます。
その時にこの目標を見返すと、何ができていないか、また当時とどういう風に考えが変わったかが分かります。それに応じて、達成された目標、達成されていない目標、変えるべき目標がはっきりします。(目標はここで改めて更新すると良いでしょう。)
それにより、自分の働き方、生き方を見返すことができます。また、自分がどういう人間かを客観的に見る機会を得ます。場合によっては、自分の選んだ道と目標にギャップが大きいのではないかと冷静に考えることもできるでしょう。
個人的には、達成できていないこともあったりしますが、入社の時にまとめておいて、整理はされている状況にはあるので、まとめておいて良かったと思っています。
良かったら真似してみてください。
松井博
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中長期的な目標をまとめることは、上記の松井氏の書籍を参考にしています。松井氏の本を読み返すと1,5,10年後で書かれていますね。