アービンジャー インスティチュート 金森 重樹 冨永 星
大和書房
売り上げランキング: 306
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あなたも、自己欺瞞の状態に入っていませんか?
あなたの周りも箱に入った人で溢れていませんか?
・グループで一人だけ違う方向に向かっていた。
・仕事相手に、ストレスを与えてしまっている。
・職場の雰囲気がよくない。
・業務上の細かな情報が、自分だけシェアできていない。
そんなことが、起きている時は、あなたは”自己欺瞞”の状態、つまり”箱”の中にいる可能性があります。
あなたが、”箱”の中にいると、組織として、ビジネスで結果を出すことができません。
プライベートも、そんな状態だとギスギスしてしまいます。
そういう状態を解決するために、人との接し方について、書いている本です。
読めば、至極当然の内容です。
しかし、振り返ってみると、自分も他人も、こういう状態の時があって、仕事がうまくいっていないと思わされる時があります。
また、説明が体系的なのもあって、理解しやすいです。
この本を読んでから、自分は
”あの人、「箱」に入ってるな〜。”
とか、
”自分が今「箱」に入ろうとしている!”
と、思いながら仕事をしています。
そうすることで、世界が少しずつ変わるので、面白いですよ。
以下は、気になる文書の抜粋です。
自分への感情を裏切った。自分への裏切り。
自分を裏切ると、周りの世界を自分の裏切りを正当化しようとする視点でみる。
自己正当化のイメージが自分の性格になってしまう。
自己正当化イメージに自分は欺かれている。
息子を攻めている自分を正当化するためにも、息子に失望させられなくてはならなかった。
箱の中にいると、結果に気持ちを集中できなくなる。
他の人が間違ったことをしていることを注目するのではなく、どのような正しいことをすればその人に手を貸せるかを考えろ。
箱の中に入っているといって他人を責めるな。自分自身が箱の外にとどまるようにする。
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