画像診断の専門ではない自分には、取るに足らない事実(トリビア)が、その業界の背景を知る助けになって勉強になりました。
印象的な点をいくつか残します。
・硫酸バリウムは無毒だが、硫化バリウムは毒性がある
・ビスマスが有望だったが、大量に投与すると血液毒性がある事がわかった。
・バリウムは小麦に混ぜて重量をごまかしていたことから、安全では?と考えられた。
・血管造影を安全に実施するためのセルディンガー法を発見したセルディンガー氏はセルディンガー法では、学位がとれなかった。(単純すぎた)
・哺乳類の脊椎はほどんとが7個。これは、Hox遺伝子の影響が大きいとされている。
・フェルソン先生が提唱したシルエットサイン。「Fundamentals of Chest Roentgenology」フェルソン先生は鉄板。
・コントラストがないと病変はみえない。
・胆石内ガス像はメルセデス・ベンツサイン
・仙骨不全骨折の骨シンチグラム所見としてホンダサイン
・ミニーおばさんは誰か?
ここでもフェルソン先生が由来だったんですね。
・シマウマ診断(Zebra diagnosis)
一般的でない、まれな診断。(他人が診断できないような所見を見つけようと、変わった診断をすることを抑える意味がある)
・IVR→IR
RI→NM(nuclear medicine)
日本でしか使われなてない
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